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まさに異次元!赤の絶景ラルンガルゴンパ

公開日: : 最終更新日:2016/02/06 海外ネタ , , , ,

2015年12月27日(三日目)、広がる赤の世界そして絶景。
五明佛学院(ラルンガルゴンパ)

夜明け前、重い頭痛と吐き気とともに目が覚めた。

いや、目が覚めたというよりは目をつむっているのがしんどくて
仕方なく目を開けたというべきか。

生まれて初めて高山病にかかる。

4000m級の高地には何度か行ったことはあるが、
今回は一日で500m→4000mまで一気に上がったので
そのせいだと思う。

そしてマイナス20度という寒さがまた、
症状を重くしているのであろう。

なかなかベッドから起き上がることができなかったが、
頭痛薬を飲んで若干マシにはなったのでなんとか動き出すことができた。

まだ私の高山病はマシな方で、頭痛・吐き気がしんどすぎて全く動けない人、
吐きまくる人、
一日中寝込んでいた人などもいたそうだ。

高山病はその日の体調などにもよって重い症状が出たり、
時には死に至る場合もあるようなのであまりにやばいと思ったら
無理をせず、高度を下げていくほうが無難である。

夜が明けたばかりの外に出ると、空気がとても気持ち良い。

そして目の前には赤、赤、赤、

赤の世界が広がっている。

DSC_0155
世界最大級のチベット仏教学院にいま、
私はいる。

今まで様々な絶景を見たことはあるが、
このような絶景は見たことがない。

まさに異次元である。

絶景、そして宗教の厳格な世界が目の前には広がっていた。

DSC_0082
数年前まで外国人が立ち入れなかったこと、
そして現在でも長距離バス以外の方法でここにくる手段はない。

かなりの秘境だ。

DSC_0096
バスで仲良くなったチベット人親子や中国人と散策する。

DSC_0104
チベット人親子は明日、「亚青(ヤチェン)」という場所に行くようで、
一緒にどうかと誘われた。

聞けばヤチェンは東チベットの中でラルンガルゴンパと並ぶ二大聖地らしい。

彼らはラサ出身で息子は以前ラルンガルゴンパとヤティンを一人で訪れ、
今回は母親も連れてきたという。

そして彼いわくヤチェンの方がもっと絶景というではないか。

成都の宿で手に入れたSichan Mapを見てもまさかの載っていない。

彼らもびっくりしていた。

日程的にかなりギリギリなルートを組んできたので一瞬迷ったが、
「なんくるないさ〜」と思い、
一緒に行くことにした。

地図にも載っていない、
名前も聞いたことがない、
そして東チベットの二大聖地であり、
かつラルンガルゴンパより絶景となると
断る理由を探すほうが難しい。

そして彼らと乗り合いバンが多く停まる場所に行き、
明日のための交渉をする。

といっても私は中国語は全くしゃべれないので彼らが全てやってくれたのだが。

ヤチェンに行くにはまず甘孜(カンゼ)という街まで行ってそこから乗り換えて
向かうらしい。

なるほど。直接は行けないようだ。

明日のことはとにかく決まったので、
ラルンガルゴンパでぜひ見ておきたかった鳥葬を見に行く。

鳥葬は毎日14時から始まる。

無数の大きなハゲワシたちが上空を滑空している。

けっこう遠目から見たのだが、
その場で流れている空気が異様である。

チベット人の彼いわく、
仏教の修行の一つに生きたままそのハゲワシの中に入り、
一晩過ごすというのがあるらしい。

最も厳しい修行の一つという。

彼らをリスペクトするため写真はもちろん一切撮らなかった。

夕食は仲良くなった中国人たちと食べた。

仏教の話やら哲学の話やらを英語で話されて、
正直専門的すぎてちんぷんかんぷんだった。

楽しかった夕食兼討論会後、解散。

明日も5時起きなので今日こそ早くしっかり寝たい。

しかし、夜が更けるにつれて頭痛と吐き気、
そして寒さが増していく。




 

本日の費用

水 2元
ヌードル 10元
鳥葬までの乗り合いバン 20元

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